ヴァイスシュヴァルツ キューブドラフトについての解説
最近サークルでやっているヴァイスドラフトについて解説します。
キューブドラフトはMTGや遊戯王などでは盛んに行われていますが、ヴァイスのキューブドラフトはネットの海を漁っても全然出てきません。
なのでこれが正しいやり方というものもないですし、これを皆さんがキューブドラフトを行う際のたたき台として使っていただければと思います。
・そもそもキューブドラフトって何？
まず、「キューブ」と呼ばれる適当に集められたカードの山を準備する。キューブの枚数は、8人でドラフトを行える360枚以上であることが望ましい。次に、このキューブから15枚1組の束を取り出し、この束を使ってドラフトを行う。
キューブの構成は自由であり、各参加者が好きに持ち寄ったカードを集めて作っても構わないし、主催者がバランスを考えて作り上げてもよい。15枚の束も、キューブからランダムに取り出したものでも、主催者が作ったものでもよい。
ブースターパックをいくつか用意し、そのパックから出てきたカードでドラフトを行うブースタードラフト（2パックヴァイスがこれに近いです）と違い、事前にカードを用意し、その中から任意の枚数を取り出してドラフトを行います。
今回は、4人分ということで200枚を用意してドラフトを行いました。
・ルール
50枚デッキのみ
すべてのキャラは、全ての特徴を持ち、全ての名前指定に反応するものとする。（ChaosTCGのアペンドルール俺嫁に近いです）
サイドチェンジなし
・ヴァイスドラフトの流れ
１．4人集め、ピックを行う
手元のカードが50枚になるまでドラフトをします。
1度のピックで山札から取る枚数は何枚でもいいです。
個人的には8枚×4回と6枚×3回がいいのかなーと思いますがここは6～10枚の範囲であれば何枚でもいいと思います。
２．初期配布札の配布
このドラフトでは初期配布札として、全員に如月 影二(忍者集中)4枚とフィレス互換各色1枚ずつの計8枚を全員に配布しています。
理由としてはデッキとしての形にならない状態を防ぐためで、デッキエンジンである集中を全員に平等に配布することで、ピック運での差を少なくします。（集中がピックで取れなかったためデッキが回らない、ということを阻止するためです）
フィレスもデッキの安定性を増すためにいれてますが、こっちはあってもなくてもどっちでも良さそうです。半分くらいの人は使っていません。
３．クライマックスの配布
クライマックスはピックには入っていないので、あとから好きなものを取ります。MTGのドラフトでの基本土地と言えばわかりやすいでしょうか。
CXコンボの対応はもちろん、対応のない電源・控えストブ・袋なども用意してあるので好きなものを8枚取ります。
足りない場合はプロキシで同じトリガーアイコンのカードを使ったりします。（動画でもレベル3なのはの対応がなかったのでゴジラTDの扉で代用しています）
４．デッキの作成
ピックした50枚＋初期配布8枚＋CX8枚の66枚のカードが手元に残るので、そこから16枚不要な札を抜いて50枚のデッキにします。
５．レッツヴァイス！
完成したデッキで他の人と戦いましょう！
簡単ですが以上がおおまかな流れになります。
ピック動画
対戦動画
最後に例として動画で使用したキューブドラフトのプールを掲載します。
各色次の配分になっています
レベル0 18枚
レベル1 10枚
レベル2 8枚
レベル3 10枚
イベント 4枚
(緑だけミスでレベル3が11枚になっています。本来はまどかが3枚です。)
一応解説
基本的にCXコンボ以外で単体で機能しないカードはいれません。
どのカードも4枚までですが、唯一多面できないとゲームの進行に影響するレベル1のCXコンボだけは6枚です 。これはピックの際に同じCXコンボが競合しても3枚までならお互いに使えるようするためです。
これ以上増やすと対応を使わないCXコンボや5枚目以降の同名といった実質ゴミがピックに増えてしまうので、ここが落としどころなのかな、と思います。
ドラフトの中身やレベルの枚数比については日々調整しているので、今もこの状態、というわけではありません。
レベル0は配布込みだと一人当たり26枚になるので、レベル0は減らしてもいいのかなとか思ってます。
また、使っていて明らかに使いにくかったりオーバーパワーだったりするものは入れ替えています。
今回の場合ですと、冬木の管理者凛、色褪せた世界は強すぎたので入れ替えました。
また、黄summer pocketsはたくさんデッキに積みにくいドラフトだと使いにくく、こちらも入れ替えました。
このように、日々プールが進化し、新しい戦い方を楽しめるのもドラフトの魅力です！
皆さんもぜひドラフトを楽しんでください！
質問があればTwitterまで！
@toyotakujogame
